ボローニャ冨安、2戦連続ファン選出MVP! 断トツ51.79%の得票率に地元から称賛

ボローニャDF冨安健洋【写真:Getty Images】
ボローニャDF冨安健洋【写真:Getty Images】

開幕2試合連続で右サイドバックとしてフル出場 攻撃でもテクニックを披露する

 ボローニャの日本代表DF冨安健洋は、初挑戦のセリエAで開幕から2試合連続でフル出場を果たした。現地時間8月30日のリーグ第2節SPAL(1-0)のチームMVP投票が行われ、決勝点を挙げたイタリア代表MFロベルト・ソリアーノや、アシストしたイタリア人FWリッカルド・オルソリーニを上回り、断トツの51.79%の得票率で2戦連続MVPに輝いた。

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 冨安はベルギー1部シント=トロイデン2年目の2018-19シーズンに大きく飛躍。リーグ戦27試合1得点をレギュラーとして君臨し、日本代表にも定着した。そして、今年6月のコパ・アメリカ(南米選手権)参戦後にイタリア1部ボローニャへ完全移籍を果たした。

 元日本代表MF中田英寿氏に次ぐ、ボローニャ史上2人目の日本人選手となったなか、開幕から2試合連続でスタメン出場。前節同様に右サイドバックに入ったSPAL戦では、持ち前の守備だけでなく、マーカー2人の間を縫うダブルタッチや“裏街道”を繰り出すなど攻撃でもテクニックを見せ、1-0の勝利に貢献した。

 ボローニャ公式ツイッターは、「また彼! タケヒロが2回連続でMVP。すばらしい、トミ!」とSPAL戦のチームMVP選出を発表。結果は冨安が51.79%と断トツで、アシストしたFWオルソリーニが19.64%、決勝点のMFソリアーノが17.86%だったという。

 投稿のコメント欄には「この男は2試合でどれだけ私たちに満足をもたらしたことか」「素晴らしい」といった海外からの称賛のほか、日本人ファンからも「日本の誇りや」という喜びの声も上がっていた。

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