マジョルカ入りの久保、レアルのジダン監督が移籍に言及 韓国メディアも即座に反応
3部所属のカスティージャではなく、スペイン1部でのプレーにこだわり移籍を決断
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、現地時間24日に行われるリーグ第2節バジャドリード戦の前日会見で、同じスペイン1部マジョルカへの期限付き移籍が決まった日本代表MF久保建英について言及。「成長し続けることを願っている」と期待を寄せた。クラブ公式サイトが会見のコメントを伝えている。
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今夏にFC東京からレアルへ加入した久保は、トップチームの遠征に帯同してテストマッチ計4試合に途中出場。その後はトップチームの練習とカスティージャ(レアルB)の試合を兼務してきた。元ブラジル代表FWロナウド氏がオーナーを務めるバジャドリードを含めた他クラブへの移籍、カスティージャ残留の選択肢が取り沙汰されるなか、22日にかつて元日本代表FW大久保嘉人(ジュビロ磐田)と元日本代表MF家長昭博(川崎フロンターレ)が所属したマジョルカへの1年間の期限付き移籍が決まった。
すでにチーム練習を行い、25日のレアル・ソシエダ戦出場を見据えて調整するなか、“古巣”レアルのジダン監督が久保について言及した。バジャドリード戦の前日会見ではコロンビア表MFハメス・ロドリゲス、コスタリカ代表GKケイラー・ナバス、獲得が噂されるブラジル代表FWネイマール(PSG)など移籍関連にも話題が及んだが、ジダン監督は久保に関して次のように話している。
「我々は選手、監督、クラブにとってベスト(な選択)を望む。久保がマジョルカでプレーしながら成長し続けることを願っている」
また、韓国のニュースサイト「スポータルコリア」はスペイン紙「AS」を引用元としたうえで、ジダン監督が会見内で久保を「マドリードの未来」と称したことも伝えている。
新天地マジョルカでジダン監督の期待に応える結果を残せるか、今後の未来に向けては大きなポイントになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)