ニューカッスル新監督、“逆風”にも成功を確信 「私はみんなのお気に入りではないが…」

ニューカッスルのスティーブ・ブルース監督【写真:Getty Images】
ニューカッスルのスティーブ・ブルース監督【写真:Getty Images】

ブルース監督の就任にサポーター反発 開幕戦の応援ボイコットの動きも…

 昨シーズン限りでラファエル・ベニテス前監督(現・大連一方監督)が退任したニューカッスルの新指揮官に、今夏スティーブ・ブルース監督が就任した。かつてライバルチームを指揮していたため、サポーターからは非難を浴びているが、「彼らは自分たちのチームの側に立つと確信している」と語り、自身最大の挑戦に向けて意気込みを明かした。英ラジオ局「talk SPORT」が報じている。

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 昨季途中からシェフィールド・ウェンズデイを指揮し、今季から日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルを率いるブルース監督は、かつて同地域のライバルクラブであるサンダーランドの監督を務めた経歴を持つことから多くのサポーターがクラブを批判。8月11日に本拠地セント・ジェームズ・パークで行われるアーセナルとのプレミアリーグ開幕戦を、ボイコットすると公表するサポーター団体も出ているほどだ。

 ただ、ブルース監督は自らが「みんなのお気に入り」だとは思っていないと認めながら、ベニテス監督を引き継いで最大の挑戦に臨むためには、まず「私の最大の課題はサポーターに認めてもらうことだ」と明かした。

「私はみんなのお気に入りではない。多くの人がこの仕事に私が就いたことへの不満を表明しているが、私はできる限りのことをすべて言おうと思う。私が知っていることの一つは、他のチームのサポーターができないような応援をニューカッスルのサポーターはできるということだ。ボイコットについての話があるようだが、彼らは自分たちのチームの側に立つと確信しているよ」

 続けてブルース監督は「これは私のキャリアにおける最大の挑戦だ。それについては疑いの余地はない。しばらく待つ必要があったが、この素晴らしいサッカークラブで成功することを決心したんだ」と語り、今季の成功を誓っている。

 新たな指揮官を迎え入れ、岐路に立つニューカッスル。武藤を含め、チーム一丸となってプレミアリーグの荒波を進むことができるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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