シャビが古巣バルサのクラシコ快勝に歓喜 「レアルにサッカーの授業をしてあげた」
「全員が10点満点」
バルセロナは、敵地で行われたレアル・マドリードとの23回目のクラシコで4-0で勝利を飾った。昨季までバルサの中盤に君臨した元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスは、「レアルにサッカーの授業をしてあげた」と古巣の歴史的な完勝を分析している。
昨季終了後、カタールの強豪アル・サッドに移籍したシャビは地元ラジオ局「EFE」で歴史的勝利についてこう語った。
「マニータ(片手の意味で5ゴールのこと)にはならなかったが、これ以上ないほどの勝利。マドリーにも2、3回決定機があったが、バルセロナにも少なくとも20回チャンスがあった。もっと大差で勝つこともできた」
2010年11月29日のマニータとなった5-0の勝利以来となる圧倒的な快勝劇だったが、さらに一方的な展開になる可能性もあったという。
「私も楽しかった。バルセロナはすべての面で上回っていた。攻撃、守備、プレッシング、プレー強度。バルセロナにとっては最高の試合だ。ベルナベウでの4-0の勝利は歴史的な試合だ。思うに、バルセロナは(レアルに)フットボールの授業をしてあげたんだ。素晴らしいし、祝福したい」
レアルにとっては耐え難い90分間。あまりに一方的な展開でバルサはレアルの庭で教壇に立った格好だったという。とてつもない屈辱を与えたと語っている。
「ゴールはどれも素晴らしかった。でも、アンドレス(イニエスタ)は輝いていた。ブスケツ、アンドレス、ネイマールの活躍もあったけれど、ブラーボを含めて全員10点満点だ。マスチェラーノの故障は悲しいが、全員素晴らしかった」
マエストロは古巣の快勝劇を堪能していた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images