レアルがベニテスに別れか!? 求心力低下、クラシコ大敗で解任は時間の問題

スタートダッシュには成功したが…

 レアル・マドリードとラファエル・ベニテス監督との蜜月はわずか半年足らずで終わりを迎えることになりそうだ。スペイン地元紙「マルカ」は、宿敵バルセロナとのクラシコで0-4と大敗を喫したことで、6月に指揮官に就任したスペイン人指揮官の解任は「時間の問題である」と報じた。

 ベニテス監督は今年6月にレアルの指揮官に就任。かつてレアルの下部組織を率いた経験があるため、実に20年ぶりの古巣復帰を果たしていた。就任会見では涙も見せるなど、クラブへの愛情を示したが、すでにその立場は危うくなっている。

 リポートによれば、レアル首脳陣はベニテス監督への信頼を失っており、解任が起こるかどうかではなく、すでに時間の問題であるとされている。クリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、ビッグネームの選手たちとの関係も破綻しているという。

 ベニテス新体制のレアルは、リーグ開幕から10試合無敗のスタート。UEFAチャンピオンズリーグでもパリ・サンジェルマンらと同居するグループAで、4試合を終えて3勝1分けと首位に立つ。順風満帆な船出となったかに思われたが、8日のセビージャ戦で今季初黒星。そして、続くクラシコで喫した屈辱の大敗が、ベニテス監督解任への大きな引き金となったようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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