ついにJ2最終決戦! J1自動昇格の2位とプレーオフ進出最後の1枠を巡る死闘の行方は?

プレーオフ最後の1枠を争う3チーム

 3位から6位が進出するJ1昇格プレーオフには、磐田と福岡のうち自動昇格を逃したチームが3位として進出することが確定している。前節で敗れた4位のC大阪と5位の愛媛も6位以内が確定しており、プレーオフ進出が決まった。

 残り1枠を巡り、3チームが争いを繰り広げている。現在6位に位置するのは、前節でC大阪に2-0と勝利し勝ち点60とした長崎。7位に勝ち点58の東京V、8位に勝ち点57の千葉が続く。得失点差は長崎がプラス10、東京Vがプラス4、千葉がプラス7。総得点数は長崎が41、東京Vが43、千葉が50となっている。

 長崎が勝利すれば自力での6位が確定。長崎が引き分けた場合は、千葉昇格の可能性が消滅し、東京Vは6点差以上で勝利すれば逆転昇格となる。

 長崎が敗れて東京Vが勝利すれば勝ち点で逆転。そして長崎が敗れた上で東京Vが引き分け以下に終わり、千葉が勝利してさらに両チームの得失点差3をひっくり返せば、千葉が逆転でプレーオフ出場権を手にする。

6位争い

 過去3度開催されたJ1昇格プレーオフでは、いずれも3位のチームが敗退。2012年が6位の大分、13年が4位の徳島、そして昨年が6位の山形と、いずれも下克上を成し遂げてのJ1昇格を勝ち取っている。自動昇格を巡る熾烈な2位争いと、プレーオフ進出を巡る6位争いはどのような結末を迎えるのだろうか。運命の最終節は、23日午後2時にキックオフを迎える。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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