レアル久保、驚愕の“股下トラップ”をスペイン2大紙絶賛 「超絶コントロール」「壮観」

レアル・マドリードのMF久保建英【写真:AP】
レアル・マドリードのMF久保建英【写真:AP】

バイエルン戦の前日練習で輝きを放った久保、スペイン紙も賛辞「日本人が輝いている」

 今夏、FC東京からスペインの名門レアル・マドリードに移籍した日本代表MF久保建英が再び輝きを放っている。トップチームの北米ツアーに帯同している18歳の日本人アタッカーは、現地時間20日(日本時間21日9時)に行われるバイエルン・ミュンヘンとのプレシーズンマッチ初戦に向けた前日トレーニングで華麗な“股下トラップ”を披露し、スペイン2大紙がこぞって絶賛している。

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 試合開催地の米テキサス州ヒューストンに入ったレアルは19日、NFLのヒューストン・テキサンズの本拠地NRGスタジアムで前日練習を実施。ミニゲームなどをこなしたなか、久保が観る者を魅了するプレーを繰り出した。

 右サイド深くからスペイン代表DFダニエル・カルバハルが浮き球のパスを供給し、ゴール前に走りこんだ久保は、相手が素早く寄せているのを感じ取った次の瞬間、ボールが地面に落ちると同時に左足インサイドで股下トラップ。ボール奪取を図った相手のプレスをかいくぐり、右サイドを駆け上がった味方にスルーパスを送る。最後はウェールズ代表FWギャレス・ベイルがシュートを放つもゴールならなかったが、久保の瞬間的な判断力とテクニックが光るシーンとなった。

 レアル公式YouTubeチャンネルでは、久保の股下トラップも収録した前日練習の動画を公開。するとスペイン紙「マルカ」は「クボの超絶トラップ」と称え、「ある動きで、18歳の日本人ヤングスターが見事にボールをコントロールした」と賛辞を送っている。またスペイン紙「AS」も「レアルのトレーニングで日本人が輝いている」と伝え、卓越したプレーを「壮観」と評した。

 今季、レアルのフベニールA(U-19)で選手登録された久保だが、Bチーム(カスティージャ/3部)が主戦場となる見込みで、外国籍枠に関係なくトップチームでも出場可能となっている。プレシーズンの出来次第では、ジネディーヌ・ジダン監督から早期に声が掛かっても不思議ではない。

 バイエルン戦後、アーセナル(現地時間23日/ワシントンDC)、アトレチコ・マドリード(26日/イースト・ラザフォード)ともプレシーズンマッチを予定しているが、日本人アタッカーのプレーに期待が高まる。

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