神童ムバッペが「ロナウドに見えた」 “怪物級”の電光石火弾が反響拡大「別次元」
独2部ディナモ・ドレスデンとの親善試合で2得点1アシストの圧巻パフォーマンス
フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは現地時間16日、新シーズン初のプレシーズンマッチとなるドイツ2部FCディナモ・ドレスデン戦(6-1)で2ゴールを挙げ、勝利に貢献した。特に、ボール奪取から猛スピードで持ち込んだ電光石火の先制弾は反響が拡大しており、“元祖怪物”を引き合いに出す声も上がっている。
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昨季、20歳にしてリーグ得点王に輝いたムバッペは、新シーズン初の実戦で違いを見せつけた。
16日に行われたディナモ・ドレスデン戦の前半6分、PSGは前線からプレッシャーをかけ、ムバッペが敵陣のアタッキングサードでボールを奪取。一気に加速して相手選手3人を置き去りにしてペナルティーエリア内に侵入すると、GKに飛び出すタイミングさえ与えない絶妙なチップキックで頭上を抜き、先制のゴールネットを揺らした。
ムバッペは2-0で迎えた前半34分にも裏のスペースに抜け出し、相手GKの股下を抜いてこの日2点目をゲット。交代直前の後半16分には、左サイドから絶妙なクロスでフランス人FWヴィルジリウ・ポストラキのゴールを演出し、計3得点に絡む活躍を見せた。
スペイン紙「AS」紙コロンビア版は、「ムバッペの動き出しは別次元:ロナウド・ナザーリオ」と題して、動画を公開。電光石火のカウンターでゴールを陥れた先制弾について、元ブラジル代表FWロナウドを引き合いに出し、「彼はプレシーズン初戦、あるいは準備不足を一切感じさせなかった。彼はボールを持ち、ロナウド・ナザーリオのように見えた」と全盛期の“怪物”を彷彿させたと称えている。
20歳の神童は、新シーズンも観る者を虜にする圧巻のプレーを見せてくれそうだ。