10年前のダイエット手術効果なし? 変わらぬ体形のマラドーナ氏「最高の調子だ!」
ベネズエラの病院で胃のバイパス手術の経過観察
元アルゼンチン代表でサッカー界のレジェンドでもあるディエゴ・マラドーナ氏が10年前に肥満解消のために胃のバイパス手術を受けていたことが明らかになった。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が伝えている。
「最高の調子だ!」伝説の男はベネズエラの病院での検診を受けた後、こう言い放ったという。
その検診の内容は、10年前の2005年にコロンビアの病院で受けた胃のバイパス手術の経過観察だった。肥満を解消するための術式として知られ、胃を上部の小さな袋と下部の大きな袋に分け、さらに小腸のルートを変更(バイパス)して消化吸収を阻害するための手術である。
いわゆるダイエット目的の手術から10年が経ち、今回はベネズエラの病院での検診となった。マラドーナ本人の言葉通り、快調をアピールしている。贈収賄問題で職務停止となるUEFAのミシェル・プラティニ会長を「嘘つき」と痛罵し、先日も古巣であるイタリア・ナポリのマウリツィオ・サッリ監督とアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインに対して展開した大批判を、鮮やかな手のひら返しで絶賛に切り替えている。カリスマは確かに調子は最高のようだ。
しかしながら、実際にメディアの前に現した最近の姿を見る限りは、手術の本来の目的である肥満解消の効果には大きな疑問を残している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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