バルサの練習に復帰したメッシ クラシコに意欲も93%のファンが出場に「NO!」

21日の伝統の一戦に向けて、スペイン紙がアンケート

 左膝内側側副靱帯の負傷で戦線離脱中のバルセロナのFWリオネル・メッシが、12日のトップチームの練習に復帰を果たした。スペイン地元紙「スポルト」によれば、すでにスプリントをこなし、強いキックでシュートを打つことも問題ないという。21日に行われるレアル・マドリードとの直接対決“エル・クラシコ”での復帰の可能性は低いと見られていたが、間に合う可能性が出てきたようだ。

 しかし、その一方で多くのバルセロナファンは、メッシがクラシコで復帰することに懐疑的な見方をしているようだ。試合まで残り10日を切り、負傷は癒えても調整時間は短く、試合勘の不足も否めない。無理を強いれば負傷再発の危険性もある。

 宿敵レアルとの伝統の一戦に、メッシ本人も出場を望んでいるというが、「スポルト」紙が行った調査では、実に93%のファンが危険を冒してまでメッシをクラシコでプレーさせるべきではないと回答している。

 メッシ離脱後、最初のリーグ戦となった10月3日のセビージャ戦で1-2と敗戦を喫したバルセロナだが、その後は4連勝でリーグ首位に立つ。それでも、2位レアルとの勝ち点差は3で、クラシコの結果次第では首位を明け渡す可能性もある。絶対的エースでチームの象徴でもあるメッシは、この大一番で復帰を果たすことになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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