ベテラン川島&岡崎、東京五輪世代の熱きハートに感心 「内に秘めているものは大きい」

ウルグアイ戦で先発出場を果たしたGK川島、FW岡崎【写真:AP】
ウルグアイ戦で先発出場を果たしたGK川島、FW岡崎【写真:AP】

GK川島は「あまり話さない」若手たちの“内に秘めているもの”に着目

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間24日(20時・日本時間25日8時/エスタジオ・ミネイロン)にコパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ第3戦でエクアドルと対戦する。決勝トーナメント進出を懸けた大一番となるなか、20日のウルグアイ戦(2-2)でロシア・ワールドカップ(W杯)以来の先発出場を果たしたGK川島永嗣(ストラスブール)とFW岡崎慎司(レスター)は、東京五輪世代に対して「内に秘めているものは大きい」「物怖じしない選手が多い」と、熱い闘志と大胆さに期待を寄せた。

 チリ戦で0-4と黒星スタートを切った日本は、20日のグループリーグ第2戦でFIFAランキング8位のウルグアイと対戦。スタメン6人を入れ替えたなか、A代表初先発のMF三好康児(横浜F・マリノス)が2ゴールを挙げる活躍を見せ、南米屈指の強豪相手に互角の戦いを演じた。

 2試合を終えて、日本は1分1敗の勝ち点1でグループCの3位。2連勝のチリが決勝トーナメント進出を決めており、グループリーグ突破には2位通過か、3位のうち成績上位の2チームに入るのが条件だ。2位通過にはエクアドル戦勝利に加えて、ウルグアイがチリに敗れたうえで得失点差(ウルグアイ+4、日本-4)を逆転しなければならず、他グループの3位チームを上回っての3位通過が現実的な目標となる。

 24日に対戦するエクアドルは、今季までマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたMFアントニオ・バレンシアを筆頭に、身体能力の高い選手が揃う。FIFAランキング60位と同組で最も低いとはいえ、決して侮れない相手だ。東京五輪世代18人、平均年齢22.3歳(大会開幕時)と若い選手中心のチームにはプレッシャーのかかる状況だが、ベテラン勢はまったく心配していないようだ。

 ロシアW杯以来の出場ながらウルグアイ戦で好セーブを連発したGK川島は、若手を「あまり話さない」と明かす一方で、「内に秘めているものは大きい」と隠された闘志を読み解く。

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