レジェンドGKチェフ、チェルシーに復帰決定 「新しい挑戦を楽しみにしている」
テクニカルアドバイザーおよびパフォーマンスアドバイザーとして古巣復帰
昨シーズンの終わりにアーセナルで現役を引退した元チェコ代表GKペトル・チェフは、かつて在籍したチェルシーに新たなテクニカルアドバイザーおよびパフォーマンスアドバイザーとして復帰することを発表した。英紙「テレグラフ」が報じている。
37歳で現役を退いたチェフは、チェルシーやアーセナルなどで活躍し、プロ通算727試合に出場。現役ラストゲームではUEFAヨーロッパリーグ決勝で古巣チェルシーと対戦し、敗戦(1-4)を喫して自身のキャリアに終止符を打つことになった。
そんなチェフはチェルシーの公式サイトによると、テクニカルアドバイザーおよびパフォーマンスアドバイザーとしてクラブに復帰することが決定。すべてのサッカーにおいてパフォーマンスに関するアドバイスを提供することと、トップチームとアカデミーをつなぐ役割を担うことになるという。チェフは今回の決定に対して、自身の思いを語っている。
「今回、再びチェルシーに加わる機会を得られたことは非常に光栄だ。また過去15年間、クラブが成功してきたことを継続するために、可能な限り最高のパフォーマンス環境を支援できるように手助けしたいと思っている。私は新しい挑戦を楽しみにしている。そして私は自分のサッカーの経験と知識をすべて生かし、チームが今後さらに成功するのを手助けできることを願っているよ」
マウリツィオ・サッリ監督がチームを去り、大黒柱だったベルギー代表FWエデン・アザールがクラブを離れたなか、新たな局面を迎えようとしているチェルシー。クラブのレジェンドであるダービーのフランク・ランパード監督の就任の噂も絶えないが、一足先にもう1人のレジェンドであるチェフがチームに帰ってきた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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