ウェストハム移籍が噂される本田を英メディアが酷評 「黄昏時の日本人に近づくな」

ミランでベンチ要員の実力を疑問視

 ACミランの日本代表MF本田圭佑は、来年1月以降の移籍が取り沙汰されているが、現在プレミアリーグ6位と好調のウェストハムが、その移籍先候補の1つに浮上している。だが、リーグ戦7試合連続でスタメン落ちとミランで苦境の背番号10は、「ウェストハムで輝けない」と英国メディアに一刀両断されている。英メディア「HITCスポーツ」が、「なぜ、ケイスケ・ホンダはウェストハムにとっての解答ではないのか」と特集している。

 ミランでベンチ要員となり、1年以上リーグ戦でゴールから遠ざかっている本田は、イタリアメディアで1月の移籍をアドリアーノ・ガッリアーニCEOに直訴したと報じられている。ミハイロビッチ監督は「チャンスは与えた」と語り、「関与していないと感じるなら出て行けばいい」と慰留しない方針を突きつける一方、ガッリアーニCEOが「移籍志願はなかった」と火消し発言をするなど、去就問題は加熱している。

 プレミア移籍の可能性も報じられるなか、記事では「実際のところ、ハマーズ(ウェストハムの愛称)は明らかに日本代表に近づくべきではない」と、厳しく指摘している。

 スラベン・ビリッチ監督が今季補強したFWビクター・モーゼス、DFアンジェロ・オグボンナ、司令塔ディミトリ・ペイェは目覚ましい活躍を見せているものの、「もしも、噂されるケイスケ・ホンダの獲得に成功しても、同じ成功を手にすることを意味しない」と特集では分析されている。

 理由は、本田のミランでの低調なパフォーマンスだという。「29歳の攻撃的MF兼右ウインガーはキャリアの黄昏時に差し掛かっている。彼のミランにとっての数シーズンのパフォーマンスは、ハマーズで輝ける選手であると物語っていない」と一刀両断されている。

 

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