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ソシエダがモイーズ監督を解任 マンU時代に続き初のスペイン挑戦は1年持たずに終焉
降格圏のラス・パルマス戦の敗北が決定打に
レアル・ソシエダは9日、昨季途中にクラブに就任し、チームを残留へと導いたスコットランド人指揮官、デイビッド・モイーズ監督を解任したとクラブ公式サイトで発表した。
クラブはモイーズ監督とアシスタントコーチのビリー・マッキンリーとの契約を解除することを決意したと発表。併せて、エウゼビオ・サクリスタン氏が2017年6月まで指揮を執ることとなった。
モイーズ監督は2014年11月10日にソシエダの監督に就任。当時降格圏に沈んでいたチームを最終的には12位に押し上げた。しかし、今季は開幕から低迷。11試合を終えて2勝3分6敗の勝ち点9で16位。降格圏18位のラス・パルマスとは同勝ち点で、得失点差でわずかに上回っているだけの状況だ。就任から1年の記念日を翌日に控えたところでスペインでの初挑戦は終わりを告げた。
エバートンやマンチェスター・ユナイテッドといったイングランドで経験を積んだモイーズ監督だったが、ソシエダでは42試合を指揮し12勝15分15敗、勝率は3割にも満たない28.57%と結果は残せなかった。直近のリーグ戦でラス・パルマスに0-2と敗れたことが大きな引き金となったようだ。
サー・アレックス・ファーガソン氏の後を継いで監督となったユナイテッド時代と同様、就任から1年持たずにクラブを去ることが決まった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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