クロップ監督が見いだす新たな才能 リバプールの新鋭ウイングを大絶賛

「大きな才能の持ち主」

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、5日のUEFAヨーロッパ・リーグ(EL)ルビン・カザン戦で決勝弾を決めた19歳のFWジョーダン・アイブを絶賛した。次代の新星として大きな期待を寄せていると、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で語った。

 右のウインガーで先発したアイブは後半7分にリバプール初ゴールを挙げた。MFロベルト・フィルミーノからのパスに抜け出すと、右足でゴール左隅に決めた。試合後、指揮官はこう語った。

「彼はいい青年で大きな才能の持ち主だ。技術が高い選手でもある。彼には本当にいい土台がある。今はいい気分かもしれないが、まだ取り組まなければいけないことが多い。学ばなければいけないことがたくさんあるんだ。彼がこのことに対して準備できるなら、すべてはいい方向に向かうだろう」

 期待の才能だが、昨季はピッチ外でちょっとした騒動を起こした。マンチェスター・シティに移籍したイングランド代表FWラヒーム・スターリングとともに、水タバコを口にくわえる画像が流出したのだ。

 ナイジェリアとイングランドの二重国籍を持つアイブは先日、イングランド代表を目指すことをクラブの公式サイトで発表した。次代を担うタレントと期待するクロップ監督は厳しくも温かい指導でその才能を開花させるつもりだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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