マンUを「見るのが辛い」と語るC・ロナウド 将来的な古巣復帰は否定せず
「愛するクラブ」の完全復活を願う
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、2009年までプレーした古巣マンチェスター・ユナイテッドについて、かつての世界屈指の強豪に戻るまでには「やらなければいけないことが多い」と指摘。その一方で、将来的なオールド・トラッフォード復帰の可能性を否定しなかった。英国営放送「BBC」が報じている。
常勝軍団で数々のタイトルを積み上げてきた世界的な名門マンチェスター・ユナイテッドは、2012-13シーズンのプレミアリーグ優勝を最後にタイトルから遠ざかっている。そして昨季は、欧州カップ戦に出場しない1年を過ごした。
2003-04シーズンから6年間在籍し、292試合出場118得点の成績を残したCR7は、「マンチェスター・ユナイテッドが、かつてのレベルにないことを悲しく思うか?」という質問に口を開いた。
「個人的には見るのが辛い。なぜなら私が愛するクラブだからだ。もちろん、僕がいた頃のレベルのマンチェスター・ユナイテッドを見たい。例えば、プロとしての最初のクラブであるスポルティング・リスボンが首位にいてもらいたいのと同じように、だ。マンチェスターは今季良くなっているけれど、6、7年前のレベルにたどり着くまでには、彼らはやらなければいけないことが多い」
ロナウドは古巣の不振に心を痛めていた。高速ドリブルで「シアター・オブ・ドリームス」を沸かせた頃と、現在のルイス・ファン・ハール政権には大きなレベルの差が存在すると指摘している。
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