オランダ代表FW、マンU時代の苦悩を激白 “恩師”からの要求に「従うしかなかった」
リヨンで輝きを取り戻したデパイ 15年にオランダ代表の恩師ファン・ハールの下へ移籍も適応に苦しむ
リヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイが、マンチェスター・ユナイテッド時代の苦悩を明かしている。プレミアリーグへの適応に苦しんだウインガーは、オランダ代表でも師弟関係にあったルイス・ファン・ハール元監督からの扱いに不満を持っていたと打ち明けている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
デパイは2014年のブラジル・ワールドカップでファン・ハール監督率いるオランダ代表の一員として、同国の3位入賞に貢献。大会後に迎えた14-15シーズンにはオランダリーグで22ゴールを挙げて得点王を獲得するなど、一気にブレークを遂げた。
そして15年5月にPSVからユナイテッドへの移籍が決定し、ファン・ハール監督と再会を果たした。
オランダリーグ得点王の肩書きを背負い、鳴り物入りでユナイテッド加入を果たしたデパイは、クラブ伝統のエースナンバーである7番を与えられた。大きな期待を背負ったが、1年目はプレミア29試合で2得点に終わるなど不完全燃焼。翌年には指揮官がジョゼ・モウリーニョ監督に代わると完全に居場所を失い、17年1月にリヨンへ渡った。
フランスで復活を遂げたデパイがユナイテッド時代のことを振り返っているが、どうやら同胞ファン・ハール監督からの扱いに不満を持っていたようだ。「適応するのに、思っていたよりも時間がかかった」というユナイテッドでは、オランダ代表の時のようにファン・ハール監督のスタイルにフィットすることができなかったという。
page1 page2