C・ロナウド、驚異の“53度目”ハットトリック達成に称賛の嵐 「フットボールの天才」

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

ネーションズリーグのスイス戦で大爆発! 3-1勝利に貢献し決勝進出に導く

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、現地時間5日に行われたUEFAネーションズリーグ(NL)準決勝のスイス戦(3-1)でキャリア通算53度目のハットトリックを達成し、チームを決勝に導いた。キレキレのドリブルや、弾丸シュートを披露した34歳のストライカーには「天才」「オリンピックアスリートのよう」などと称賛が集まっている。

 ロナウドはまず前半25分、ペナルティーエリア手前から得た直接FKから矢のような鋭いシュートをゴール右隅に沈めて試合の均衡を破る。後半に入り、一時同点に追いつかれたが、同43分には右サイドのMFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)の折り返しにダイレクトで右足を合わせ、ゴールニアサイドを撃ち抜いた。

 その2分後、終了間際の同45分には左サイドでパスを受けると、得意の高速シザースで対峙するDFを交わしてカットイン。三たび右足のシュートでゴールネットを揺らした。ロナウドの活躍でポルトガルはNLの初代ファイナリストとなった。

 圧巻の活躍を見せたロナウドに対しては監督や同僚、解説者などからの賛辞が集まっている。英公共放送「BBC」が各コメントを報じている。

 ポルトガルのフェルナンド・サントス監督が「彼はフットボールの天才」と称えれば、同僚のB・シウバは「いつものことだよ。彼は長い間これだけの活躍をしている。今さら驚きはない」とロナウドにとっては“平常運転”だったとしたうえで、「彼はディファレント・メイカー(違いを作り出すもの)だ」と表現した。

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