前半で仕留める重要性を再確認した堂安律 「前半のうちにGKを勢いに乗らせてしまった」

日本代表MF堂安は前半の無得点を悔やんだ【写真:Yukihito Taguchi】
日本代表MF堂安は前半の無得点を悔やんだ【写真:Yukihito Taguchi】

シュートを25本も無得点に終わった日本 「前半からシュートを決めることが大事」

 日本代表は5日に行われたキリンチャレンジカップ2019で、トリニダート・トバゴ代表と対戦し、0-0で引き分けた。この試合、3-4-2-1の布陣で臨んだ日本だったが、最後までゴールを割ることができずに終わった。試合後、2列目で先発したMF堂安律(フローニンゲン)は「前半のうちにGKを勢いに乗らせてしまった」と唇を噛んだ。

 センターバックを3人起用したことで、2列目の選手が一人減ったため、ボールを持った時の選択肢は少なくなっていた。そのため、堂安も「3人(大迫、中島、堂安)の連係、コンビネーションがより大事になると思って挑みました」と、これまで以上に周囲との関係性を意識していたと振り返る。

 日本は前半からボールを支配し、チャンスを作り出した。MF中島翔哉(アル・ドゥハイル)とともに2列目に入った堂安も、前半7分に左サイドから中島が上げたクロスからシュートを放つなど、前半だけで3本のシュートを打った。「狙いとしていること、やろうとしていること自体は悪くなかったと思います。ただ、ゼロ点というのは僕の責任でもありますし、前の選手たちの責任でもあるかと思います」と、スコアボードを動かせなかったことを反省した。

 90分を通じて、相手の5倍となる25本のシュートを打ちながらも、得点を挙げられなかった原因の一つに、相手GKマービン・フィリップを乗せてしまったことを挙げた。実際、終盤の決定機などでトリニダード・トバゴの守護神は好セーブを連発し、日本の前に立ちはだかった。

「前半でGKを勢いに乗せてしまった」と、堂安は悔やむ。そして、「9月からW杯予選が始まっていくなかで、GKが当たるというのは今まで僕もテレビで見てきています。そうならないためにも、前半からシュートを決めることが大事かなと思います」と、前半の45分でゴールを割る重要性を強く感じ取った。

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