マインツ武藤に集まる称賛の声 ミラン本田も「僕は彼を気に入っている」
「日本にいないタイプ」と評した本田
マインツの日本代表FW武藤嘉紀は、10月31日の敵地アウクスブルク戦で日本人2度目となるハットトリックを決める活躍で3-3のドローに貢献した。世界的な注目株となるなか、米スポーツ専門テレビ「ESPN」では武藤の特集を行い、ACミランの日本代表MF本田圭佑の称賛の言葉や、かつて特別指定選手時代の武藤を指導したランコ・ポポヴィッチ監督(現レアル・サラゴサ)や、マインツのマルティン・シュミット監督の意見も紹介している。
本田は、急成長を遂げた武藤をこう称えている。
「彼には素晴らしいスピードがある。彼にはキレがあるように見えるし、(チームに)新しいスタイルをもたらしている。日本代表にはああいうタイプの選手がいなかった。(典型的な日本のストライカーではない?)それには同意します。だから、僕は彼のことが気にいっているんです」
ブンデスリーガ初挑戦となった今季リーグ6得点を記録しているハリルジャパンの新星について、ポポヴィッチ監督は、「彼は他のどの選手とも大きく違っている。彼は良家の出身で、大学で良い教育を受けていた。とてもスマートで知性が高い選手だ。学ぶことができない才能を彼は持っている」と語った。
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