森本がイタリア版“あの人は今”に登場 かつてのコメントとその後のキャリアを紹介

マンUでのプレーを夢見た怪童

 現在、ACミランFW本田圭佑と、インテルDF長友佑都がプレーしているイタリア・セリエAだが、過去にも日本人選手が在籍していた。その中で、18歳にして荒波にもまれる決意をしたのが、元日本代表FW森本貴幸だった。カターニャやノバーラでプレーした森本のことを、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、「あの人は今?」のコーナーで特集している。

 東京ヴェルディ時代にJリーグ史上最年少の15歳10カ月6日で公式戦出場、15歳11カ月28日のJ1最年少得点記録をつくった怪童は、2006年に海を渡った。当初はカターニャのユースチームでプレーしていたが、トップ昇格を勝ち取り、07年1月29日のアタランタ戦でセリエA初出場初ゴールの鮮烈なデビューを飾った。

 ガゼッタ紙は、彼の印象に残っているコメントとして次の言葉を挙げている。

「僕の頭の中はカターニャで一杯だ。だけど、(アレックス・)ファーガソンを尊敬しているし、夢はマンチェスター・ユナイテッドでプレーすることだ」

 

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