ロッベン、レスター行きの噂浮上 英ブックメーカーサイトでオッズ一番人気に急上昇
チェルシー時代にロジャーズ監督と共闘 レスター番記者は交渉の存在を否定
今季限りでバイエルン・ミュンヘンからの退団が決まっている元オランダ代表FWアリエン・ロッベンの新天地候補に、レスターが急浮上した。英国ブックメーカーでは一時オッズ3倍の一番人気となるなど、話題となっている。
35歳のロッベンはバイエルンで10シーズンに渡ってプレー。前人未到のブンデスリーガ7連覇を達成した絶対王者の主軸として活躍した。自慢の両翼を担った元フランス代表FWフランク・リベリーとともにミュンヘンを去ることが決まっている。
契約満了でフリーとなるロッベンの新天地には日本のJリーグをはじめ、アメリカMLS(メジャーリーグサッカー)や中国スーパーリーグなどが取り沙汰されていた。そうしたなかで、2015-16シーズンのプレミアリーグチャンピオンであるレスター加入の噂が浮上しているのだ。
英国のブックメーカー比較情報サイト「Oddschecker」が「プレミアリーグクラブがフリーエージェントのアリエン・ロッベン獲得の有力候補になった」との見出しで伝えており、SNS上でも話題となった。ロッベンの新天地を予想する賭けで、レスター予想は一時3倍のオッズがついた。
ただし、この情報についてレスターの地元紙「レスター・マーキュリー」は否定的な考えを示している。火のないところに煙は立たないというが、記事ではレスターを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が会見でロッベンについて言及したことが影響していると指摘されている。ロジャーズ監督とロッベンはチェルシー時代、コーチと選手という間柄だった。
レスター番記者のロブ・ターナー氏は記事の中で「ロッベンとは交渉していないというのが真実」と記している。現時点では根拠のない噂話にすぎないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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