「センセーショナルな移籍劇」 バルセロナ、“夢を潰した”リバプールFWの獲得画策か
CL準決勝でバルサ撃破に貢献したリバプールのオリギ、敗れたバルサが興味か
バルセロナはウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアッパーとして、欧州制覇の夢を打ち破った張本人であるリバプールのベルギー代表FWディボック・オリギの獲得を画策しているようだ。英紙「ザ・サン」など海外メディアが報じている。
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リーガ連覇を達成したバルセロナだが、最大目標に掲げていた4年ぶりの欧州制覇はリバプールに阻まれた。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でリバプールと対戦し、本拠地での第1戦は3-0と圧勝。決勝進出に向けて圧倒的に有利な状況で迎えた敵地での第2戦では、直前に休息を与えて万全なコンディションにあった主力組を送り出した。ところが、エジプト代表FWモハメド・サラー、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが欠場という“飛車角落ち”のリバプールにまさかの0-4と大敗し、2戦合計3-4で壮絶な逆転負けを喫した。
CLの歴史に刻まれる逆転劇を演出した1人がオリギだった。前半7分、オリギに先制点を決められたバルセロナは、後半にも立て続けに失点して0-3とリードを許す。さらに後半34分には痛恨のゴールを奪われてしまう。
リバプールが右CKを獲得。キッカーを味方に譲り渡す素振りを見せていたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが意表を突くグラウンダーのクロスを供給し、即座に反応したオリギが的確に右足で合わせ、ゴール左上に叩き込まれた。
伏兵オリギの2発がバルセロナを失意のどん底に突き落とす結果となったが、オリギの活躍はバルサの注目を引いたようだ。スアレスのバックアッパーは補強ポイントの一つと目されており、バルサはオリギに白羽の矢を立てているようだ。