ゲッツェ、恩師クロップとの爆笑エピソード暴露「あれほど面白い監督に出会ったことはない」

(左から)クロップ監督、ドルトムントMFゲッツェ【写真:Getty Images】
(左から)クロップ監督、ドルトムントMFゲッツェ【写真:Getty Images】

クロップ監督が歯ぎしりをしながら、「全力を出すんだ! クソ! しっかりしてくれ!」

 ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが、元MLBヤンキースの内野手デレク・ジーター氏が運営する米ウェブサイト「プレイヤーズ・トリビューン」のインタビューに応じ、かつての恩師ユルゲン・クロップ氏(現リバプール監督)との思い出を語っている。

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 2009年、17歳の時にドルトムントでトップチームデビューを果たし、“ドルトムントの至宝”と呼ばれたゲッツェ。デビュー時に指導を受けた恩師のクロップ氏をサッカー界最高の監督の1人だとし、同氏との“良い思い出”を明かした。

「彼は私の最初の監督で、私のことを信じてくれた人でもあり、17歳でデビューのチャンスを与えてくれた。彼が今リバプールにいる姿を見るのは面白いよ。なぜなら、彼は本当にメディアの前で自然体だからね。彼は本当に偽りがなく、自分の言いたいことを言う。でも、きっとほとんどの人がタッチラインに立つバージョンの彼を見るだけだろう。でも、とてもシリアスな面もあるんだ。

 私が17か18歳の頃、トレーニングで100パーセントを出し切れていないと、彼はものすごい怖くなる。私の顔の目の前まで走ってきて叫ぶんだよ。上手くドイツ語から訳すことができないけど、彼の話し方だ、分かるだろう? 歯ぎしりをしながら『お前はもっとパッションを持たなければならない! 全力を出すんだ! クソ! しっかりしてくれ!』ってね」

 これほど感情を爆発させるクロップ氏だが、ゲッツェは「でも練習が終わると、彼はまた完全に冷静になっていて。横に来て、『マリオ、元気かい? 人生について語ろうじゃないか。どうしてるんだい?』と話しかけてくる」と語った。

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