レアルの仰天プランを前会長が暴露 「モウリーニョを連れ戻そうとしている」

ベニテスは4番手

 すでにペレス会長は、今夏にカルロ・アンチェロッティ前監督の後任としてモウリーニョ監督の招聘に動いていたようだ。最終的にはラファエル・ベニテス監督が就任したレアルだが、依然としてモウリーニョ監督の帰還を望んでいるという。

「彼(ペレス)は今季、モウリーニョ復帰を実現させようとしていた。しかし、モウリーニョが来たがらずに、実現しなかった。様々な理由があって望まなかった。ペレスはその後、ドイツ代表の(ヨアヒム・)レーブ、(ユルゲン・)クロップへと候補が変わり、そして最終的にベニテスに決まった。真実を言えば、ベニテスは4番目の選択肢だった。ペレスは今もモウリーニョの帰還を望んでいると思うよ」

 “スペシャル・ワン”を自称するモウリーニョ監督は、10年から13年まで3シーズンにわたってレアルを率い、当時欧州を制圧していたペップ・グアルディオラ監督率いるバルセロナと壮絶なタイトル争いを繰り広げた。リーグ優勝1回、国王杯とスペイン・スーパーカップも1回ずつ制した。それでも、当時の主将イケル・カシージャスやクリスティアーノ・ロナウドらとの対立もあり、すべてが順風満帆という訳ではなかった。カリスマ指揮官の衝撃のスペイン再上陸は実現するのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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