「イニエスタのようだ」 シティMFをOB絶賛「彼の脚さばきやビジョンを見ると…」
元英代表DFブリッジ氏、MFベルナルド・シウバを絶賛 「どんな状況でも打破できる」
マンチェスター・シティは今季、プレミアリーグで2年連続4度目の優勝を成し遂げた。得点ランク4位の21得点を決めたアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロやMVP候補とも言われたイングランド代表FWラヒーム・スターリングらとともに優勝の立役者の1人となったのが、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバだ。元イングランド代表DFウェイン・ブリッジ氏も「イニエスタのようだ」とレフティーを絶賛している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
24歳のシウバは2017年にモナコからシティに加入した。プレミア挑戦2年目の今季は36試合7得点7アシストをマークし、チャンスメーカーとして攻撃陣を牽引。アグエロやスターリングに比べれば名前が挙がることは少ないが、彼がタイトル獲得の立役者と称える識者もいる。
その1人が元イングランド代表DFブリッジ氏だ。サウサンプトンの下部組織出身で、現役時代にはチェルシーやシティでもプレーした左サイドバックの名手は「過小評価されていると思う選手が1人いる」として、シウバの活躍に着目した。
「私は彼を見るたび、その技術が素晴らしいと思うよ。彼がプレーヤー・オブ・ザ・イヤーになるという話は十分にされてこなかった。元選手の立場で、彼が何人もの選手をかわすときの脚さばきやビジョンを見ると、とにかく彼が素晴らしい選手だと思う。彼はイニエスタのようだ。彼と彼の周りの選手たちならどんな状況でも打破できる」
ブリッジ氏は身長173センチと小柄で、足元の技術に優れるシウバをヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタに例えて絶賛している。シウバは足元にボールが吸い付くようなプレーぶりから、“バブルガム”の愛称でも親しまれている。
プレミアリーグ連覇を達成し、イングランド史上初の国内3冠を成し遂げるなど充実のシティでキラリと輝く小さなテクニシャンから今後も目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)