主審が絶妙アシストのハプニング 予想外の珍ゴールに海外衝撃「こんなの見たことない」

ドイツ4部リーガで珍プレーが生まれた(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
ドイツ4部リーガで珍プレーが生まれた(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

ドイツ4部で生まれた珍プレー、一連のプレーを捉えた映像拡散で海外メディアも反応

 ドイツ4部相当(レギオナルリーガ)で主審のアシストという珍プレーが生まれた。ゴールを奪われた指揮官も思わず「正直、こんなの見たことない」と漏らし、海外メディアも「奇妙なシーン」「審判がアシスト」と驚きをもって報じている。

 脚光を浴びたのは、11日に行われたレギオナルリーガ第33節シャルディング・ハイニング対1860ローゼンハイムの一戦だ。1-1で迎えた後半31分、ローゼンハイムはハーフウェーライン付近から最終ライン裏に鋭いパスを通してチャンスを演出。しかし、ここはシャルディングGKがペナルティーエリア外に思い切り良く飛び出し、スライディングでクリアした。

 一難去ったかに思われたが、ここで思わぬハプニングが起きる。クリアされたボールがたまたま主審を直撃。大きくバウンドしたボールは、自陣に戻っていたシャルディング2選手の間をすり抜けて、フリーとなっていたローゼンハイムFWダニエル・マジュダンスヴィックに渡り、無人のゴールにシュートを流し込んだ。

 終了間際に追加点を奪ったローゼンハイムが3-1と勝利したが、決勝点となったのは主審の珍アシストによる一撃だった。滅多に起きないプレーに海外メディアも反応。一連のプレーを捉えた映像も拡散しているなか、ドイツメディア「OVB」は「主審がアシスト」と伝えた一方、「正直、こんなのは見たことがない。審判はその後、意図的ではなかったと謝罪してきた」というシャルディングのステファン・ケック監督の言葉も紹介している。

 またドイツメディア「heimat sport」は「奇妙なシーン」と表現。「何が起こったのか」と記して、ゴールが生まれるまでの流れを描写しており、「ゴールへの道ができており、あとは無人のゴールに流し込むだけだった」と言及した。

 誰も予想しなかった珍プレーが試合の流れを大きく左右する形となり、反響が広がっている。

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