マンUの来季“運勢”を好転させる救世主に!? 「今夏の新戦力候補7人」を英誌選出
悩める“赤い悪魔”を救うのは? クリバリ、イカルディのセリエA組の獲得を推奨
マンチェスター・ユナイテッドは今季プレミアリーグで6位に終わり、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃すなど受難のシーズンを過ごした。英誌「フォー・フォー・トゥー」では、そんな悩める“赤い悪魔”に好転をもたらすであろう新戦力候補7選手を紹介している。
「この夏、マンチェスター・ユナイテッドが契約して運勢を好転させる可能性のある7選手」と題した特集で、現地記者がユナイテッドにおすすめの人選を行っている。スペイン代表FWダビド・デ・ヘアに非難が殺到しているGKはもちろん、不安定さを残す最終ラインから最前線のストライカーまで、幅広い顔ぶれが名を連ねている。
真っ先に名前が挙がっているのはセリエAで活躍する2選手で、ナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリとインテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディだ。
クリバリは今や世界最高クラスのセンターバックの1人で、対人に強く、長身かつ足もとのテクニックも備えたハイブリッド型。移籍市場では毎回メガクラブのターゲットだと噂される。ベルギー代表FWロメル・ルカクがサポーターからの信頼を得ていないとされるストライカーには、「ペナルティーエリア内では欧州でも印象的なフィニッシャー」と称されるイカルディが推薦されている。
国内リーグ内でユナイテッドが注目しているともっぱらの噂なのが、クリスタル・パレスのDFアーロン・ワン=ビサカだ。マルチロールのイングランド代表MFアシュリー・ヤングに代わる新たなサイドバックの人材としてプッシュされている。今季のクラブ年間最優秀選手にも選ばれた21歳ならば、「質の悪いユナイテッドのDFラインをすぐに改善してくれる」と太鼓判を押されている。
リヨンのフランス代表MFタンギ・エンドンベレはスペイン代表MFアンデル・エレーラの退団が決定し、フランス代表MFポール・ポグバに移籍の噂が絶えない中盤に、新たな風を吹き込む存在となれるかもしれない。「マティッチに不足してきた機動力とダイナミズムを供給してくれる」と、セルビア代表MFネマニャ・マティッチの新相棒候補として浮上している。