バルサFWデンベレ、負傷でCLリバプール戦絶望か 指揮官が悔やむ「大打撃だ」
若手主体で臨んだリーグ第36節セルタ戦で筋肉系の負傷
バルセロナは4日に行われたリーガ・エスパニョーラ第36節セルタ戦に0-2で敗れた。この試合、フランス代表FWウスマン・デンベレは先発出場を果たしたが、開始早々に負傷。7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦リバプール戦への出場が絶望的になったと、スペイン紙「マルカ」が伝えている。
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CLに備え、主力を温存したバルセロナ。先発出場を果たしたデンベレに異変が起きたのは、キックオフ直後だった。スプリントしたデンベレは右足のふくらはぎを負傷。その後もしばらくはピッチに残ったが、プレー続行は不可能と判断し、ベンチへと退いた。
試合後、エルネスト・バルベルデ監督は「彼は筋肉系の負傷をしたようだ。日曜日まで待って、状況を確認したい。彼は私たちにとって重要な選手であり、ビッグゲームが控えているなかで、大打撃だ」と、負傷を悔やんだ。
また、デンベレに代えて起用したのが、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョではなく、下部組織出身のMFアレックス・コリャドだった理由についても「これ以上のリスクを冒したくなかったから」と言及している。
さらに後半23分にはDFジャン=クレール・トディボも負傷交代を強いられたが、こちらについては「明確にはなっていないし、検査が必要だ。だが少し打った程度だと思う」と、軽傷である可能性を示唆した。
0-2で敗れた試合については「私たちはたくさんの新しい選手たちを起用して戦った。後半は得点を挙げるために必要なゲームの組み立てができなかった」と振り返ったバルベルデ監督。バルセロナはすでにリーガ優勝を決め、リバプールとのCL準決勝第1戦は3-0と快勝を収めている。チームはすでに4シーズンぶりのCL決勝進出に集中しているようだ。