「クソ試合を続けるわけにはいかない」 不調続くPSG、ブラジル代表DFが危機感吐露

PSGのDFマルキーニョス【写真:Getty Images】
PSGのDFマルキーニョス【写真:Getty Images】

直近の公式戦5試合で4敗 DFマルキーニョスが復活誓う「批判への返答をしなければ」

 フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、現地時間4月30日のモンペリエ戦に敗れ、直近の公式戦5試合で4敗目を喫した。PSGのブラジル代表DFマルキーニョスは、シーズンがすでに消化試合の連続になっていることを認めつつ「クソ試合を続けるわけにはいかない」と厳しい言葉を残している。フランス紙「ル・パリジャン」が報じた。

 PSGはすでにリーグ優勝を決めているうえに、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、国内カップ戦といった他の大会は全て敗退して終了。そのため、マルキーニョスも「もうすでにシーズンが終わったと言ってしまうことは、あまりにも簡単なことだ」とその状況を認めている。

 しかしながら、今季就任のトーマス・トゥヘル監督の評価を含め、チームに多くの批判が降りかかる状況は決して愉快なものではない。中心選手の1人として、マルキーニョスは際どい表現も使いながら復活を誓っている。

「PSGに来てから最も難しい時間を過ごしていると言えるが、以前にもそうできたように、ここから脱することはできる。頭を上げ、自分たちを取り戻し、そして私たちはプレーで批判への返答をしなければいけない。4試合を残しているが、その4試合でクソ試合を続けるわけにはいかない。それは、私たちの誇りと名誉にかけてだ」

 PSGはここ7シーズンで今季を含む6回のリーグ優勝を果たしている。カタール資本のオイルマネーが到着して以来、国内では完全な“1強”状態になった。その弊害とも言えるシーズン終盤の無風状態だが、PSGはこの状況から抜け出すことができるだろうか。

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