「Soccer Magazine ZONE 12月号」 2015年10月24日(土)発売

サッカー選手の“マイナンバー” 心の背番号はありますか?

誰が、どこにいるかを判別するために生まれた背番号は、

いつしか選手の個性やアイデンティティーを表すものになった。

エースナンバー「10」にこだわる者もいれば

他の人がつけたがらない番号を好む者もいる。

クラブで受け継がれていく特別な番号もあれば、

先人の特別な思いがこもった番号もある。

サッカー選手にとって、背番号は単なる数字ではない。

憧れ、自我、覚悟、責任、誇り、期待――。

さまざまなものが詰まった、それぞれの“マイナンバー”なのである。

 

Survive ~生き残る男たち~

石川直宏の左膝には、まだ生々しい手術の痕が残る――。

多くの説明は必要としない。

この足がプロ生活16 年を生き抜いてきた、フットボーラーの証しだ。

大きな壁を乗り越えた楢崎、闘莉王、甲府の3 バックを支える男たちには、

ピッチに立ち続けられる理由があった。

 

ガンバ大阪の新スタジアム 夢の劇場と共に始まる新たなヒストリー

ガンバ大阪の新たな本拠地が完成した。

それが「吹田市立サッカースタジアム」だ。

このサッカー専用スタジアムは、

寄付金で建設費がまかなわれたことや、

スタンドとピッチの距離の近さなどで、

国内外のファンから大きな注目を集めている。

ガンバ大阪が掲げているのが、

「スタジアムを核とした街づくり」だ。

試合のない日でもお客さんを呼び込み、

防災拠点としての役割も果たすという。

新スタジアムができたことはゴールではない。

この夢の劇場から、新たな歴史が始まっていく。

2015_12_cover

2015_12_contents

2015_12_next

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング