「ボルトより速い?」 ムバッペ、時速38kmの爆走弾に英紙騒然 「スピードの悪魔と証明」

PSGのFWムバッペ【写真:Getty Images】
PSGのFWムバッペ【写真:Getty Images】

ムバッペがモナコ戦でハットトリック 先制点の場面で見せた圧巻のスプリントに反響

 パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペは現地時間21日、リーグ・アン第33節モナコ戦で圧巻のハットトリックを達成し、3-1の勝利に貢献。リーグ戦得点数も30ゴールの大台に乗せたが、1点目の場面でムバッペが記録した爆発的なスピードに反響が拡大している。

 出場停止明けのムバッペは前半15分、ハーフウエーライン付近でボールを受けたムバッペは左サイドを走るFWムサ・ディアビに渡すと、猛然とゴール前まで駆け上がる。ディアビから浮き球のクロスが供給されると、トップスピードのまま見事なトラップを見せ、落ち際のボールを右足で叩き込んでネットを揺らした。さらに同38分には、ムバッペがペナルティーエリア前でブラジル代表DFダニエル・アウベスとのワンツーで抜け出し、右足のダイレクトシュートをゴール右隅に流し込んだ。

 そして後半10分、ショートカウンターからアウベスのクロスを再びムバッペが押し込み、古巣モナコ相手にハットトリックを達成。20歳の目覚ましいパフォーマンスに称賛が送られているなか、1点目のシーンでゴール前に駆け上がるスプリントが時速38kmを記録していたことも大きな話題を呼んでいた。英紙「デイリー・メール」は「ボルトより速い? ムバッペが五輪の象徴を凌ぐ時速38kmのスプリントを記録」と見出しを打ち、元陸上選手の世界記録保持者であるウサイン・ボルト氏を引き合いに出して紹介している。

「ムバッペはフットボール史上最速スプリントの1つとなる数字を記録したことで、スピードの悪魔であることを証明した」と綴り、1点目を生み出したスプリントが時速38kmをマークしたことを紹介すると、「ボルトのレース中の最速は時速44.72kmだったが、100mの平均は37.58kmだった」と、“世界最速の男”と評されたボルトの現役時代の平均記録を凌駕するスピードを披露したと指摘している。

 ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニというワールドクラスのストライカーの負傷が相次ぎ(モナコ戦の後半、ともに復帰)、今季はムバッペが孤軍奮闘するシーズンとなった。類稀な得点力を支えているのは、やはり圧倒的なスピードなのだろう。

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