「史上最も早く、最も不合理な負傷」 スウェーデン2部の選手交代で珍ハプニング

スウェーデン2部の選手交代で珍ハプニングが生まれた(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
スウェーデン2部の選手交代で珍ハプニングが生まれた(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

デーゲルフォルシュMFオズグン、交代選手とハイタッチの際に右目にダメージ

 スウェーデン2部の試合で、途中出場の選手が史上最速レベルで負傷するハプニングが発生した。それも相手との接触やプレー中の負傷ではなく、味方との何気ないコミュニケーションがきっかけ。まさかの一幕を各国メディアが伝えている。

 “被害者”となったのは、デーゲルフォルシュに所属するMFマティアス・オズグン。MFアクセル・リンダールとの交代でピッチに入ろうとしたところ、リンダールとのハイタッチ直後に右目を押さえて医療班に助けを求めた。なんとハイタッチの流れでリンダールの右手の指がオズグンの右目に入り、ダメージを負ってしまったのだ。

 英紙「ザ・サン」によると、オズグンは「何も見えなかった」と話していたとのことで、かなり深刻なダメージだったことがうかがえる。治療後もプレーを続行し、試合終了までピッチに立ち続けたことは、不幸中の幸いと言えるだろう。

 米スポーツ専門局「ESPN」は「サッカー史上最も早く、最も不合理な負傷。なんと味方によって引き起こされた」と伝え、オズグンの不運に同情。「ザ・サン」紙も「ハイタッチ後に目を突かれる奇妙な瞬間」と見出しを打ち、“珍事”の顛末を報じている。

 なお、試合後にはリンダールが謝罪し、オズグンも「次に途中投入される時は気をつける」とコメントしたとのこと。身体的にもメンタル的にも引きずらずに済んだことは何よりだ。

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