スペイン人GK、“相手FW直撃キック”で珍失点…衝撃プレーに批判の嵐「チームの恥」
GKジョエルが前線へキックを試みるも、アラベスFWグイデッティに当たり先制点献上
スペイン1部バジャドリードのスペイン人GKジョエルが犯した失点が反響を呼んでいる。現地時間19日のリーガ・エスパニョーラ第33節アラベス戦(2-2)でバックパスをゴールライン際でトラップし、ロングキックを試みたが、FWに当ててしまいそのままゴールへ。思わぬ形で先制点を献上し、「チームの恥」「GKの石碑があった」と批判の的となっている。
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日本代表MF乾貴士も出場したアラベス対バジャドリードの一戦は、思わぬ形でスコアが動いた。
前半4分、バジャドリードのスペイン人MFボルハ・フェルナンデスはアラベスのプレスに思わずバックパス。これが大きく逸れ、高い位置を取っていたスペイン人GKジョエルは慌ててゴールライン際まで走り、直前でトラップしてボールを残した。ワントラップして、ロングキックで前線へ大きく蹴り出そうとしたが、アラベスのスウェーデン代表FWヨン・グイデッティがスライディングタックルした右足に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。
まさかの失点劇に、セルヒオ・ゴンサレス監督はテクニカルエリアで呆然。バックパスをしたフェルナンデスも、がっくりと肩を落とした。
バジャドリード公式ツイッターがテキスト速報で失点を記すと、投稿には「そこにはGKの石碑があった」「チームの恥」「ネジが錆びれていたんじゃないか」とジョエルを揶揄するコメントが多数書き込まれた。オランダメディア「SPORTNIEUWS.NL」も、「ジョエルは重大なエラーを犯した」と報じている。
また、スペイン紙「マルカ」によればゴンサレス監督は試合後、「ジョエルはミスを犯し、みんな同様にイライラしていた。我々は彼を必要としているが、ウチには素晴らしいGKが2人いて、火曜日(23日のジローナ戦)にプレーする選手を月曜日に決めないといけない」と話したという。
今季エイバルから移籍し、2試合連続でスタメンに抜擢されていたジョエルだが、自らの立場を脅かすプレーとなってしまった。