罰金処分で“練習拒否”と報じられたD・コスタ、別の理由を主張 「脱税疑惑で眠れず…」
8試合の出場停止処分で今季残りの公式戦に出場できず
アトレチコ・マドリードのスペイン代表FWジエゴ・コスタは、18日に行われたチームのトレーニングを欠席した。当初は、クラブから科された罰金に不服があるとされていたが、スペイン紙「AS」は別の理由があったと報じている。
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コスタは6日のリーガ・エスパニョーラ第31節のバルセロナ戦(0-2)で、主審に暴言を吐いて退場を命じられ、敗戦の要因を作った。後日、この侮辱発言に加えて主審に対して手を出したことから、計8試合の出場停止処分を下された。
ディエゴ・シメオネ監督は「厳しすぎる」と話したが、この行動を問題視したクラブも17日に処分を科すことをコスタに伝えたという。その翌日、コスタは練習を欠席し、当初はクラブの処分に対して不服があり、練習参加を拒否したと報じられていた。
しかし「AS」は、コスタは別の理由で練習を欠席したと明かしている。クラブからの処分が伝えられた17日、コスタには脱税容疑もかけられていた。そして18日に、クラブの練習場に現れた彼は、「脱税容疑をかけられて不安になり、眠ることができなかった。ほかのチームメートたちと練習できる状態にない」と説明したという。
こうして18日の練習は不参加となったコスタだが、トップチームの他の選手がエイバルとの試合に向けて移動した19日の練習からはトレーニングを再開した。すでに今季の公式戦に出場できないことが決まっているコスタは、今夏にもクラブを離れることが濃厚となっており、その移籍先には中国スーパーリーグが挙げられている。
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