“親友”香川と再会の可能性にも言及 シティMFギュンドアンの移籍先を独メディア予想

ベジクタシュMF香川真司(左)、シティMFギュンドアン(右)【写真:Getty Images】
ベジクタシュMF香川真司(左)、シティMFギュンドアン(右)【写真:Getty Images】

複数のビッグクラブが興味 ベジクタシュでの香川との“共闘”は困難と指摘

 マンチェスター・シティとの契約延長がいまだ合意に至っていないドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン。今夏にも同クラブを出ていく可能性があると噂されているが、その場合、行き先はどこになるのだろうか。ドイツメディア「sport.de」はギュンドアンの“親友”である日本代表MF香川真司との共闘も含め、様々な可能性を予想している。

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 2020年までシティと契約しているギュンドアンは、新契約についてクラブ側と数カ月にわたって交渉中。シティ側は残留を求めているものの、同選手は“コンスタントな出場”の確約を求めており、なかなか首を縦に振らないと言われている。同選手を巡っては欧州のトップクラブが関心を示しており、今夏の退団もあるのではないかと囁かれている。

 新天地候補の1つとして「sport.de」が注目したのが、香川が現在レンタルでプレーしているベジクタシュだ。同メディアは「つい最近、ギュンドアンはドルトムント時代の同僚、シンジ・カガワのことを夢中になって話していた。ゲルゼンキルヘン生まれの彼は、この日本人選手との共闘を愛していた。再会はあるのだろうか?」と、問いかけた。

 その一方で同メディアは「カガワは今季終了までベジクタシュに貸し出されているが、レンタル期間終了後に買い取るには高すぎる。同クラブがギュンドアンとの契約をまとめるというのも考えにくい」と続け、移籍実現は難しいとしている。ベジクタシュが来夏に香川とギュンドアン両方を獲得する見込みはかなり低そうだ。

 欧州では複数の有名クラブがギュンドアンに興味を抱いているが、なかでもインテルは熱心に関心を示していると言われている。「sport.de」はイタリア紙「トゥットスポルト」の情報として、インテルが600万ユーロ(約7億5000万円)の給料を支払う用意があると伝え、移籍の実現可能性は最も高いとした。次いで可能性がありそうなのは、ギュンドアン自身が「おそらく最高の指揮官」と称賛したトーマス・トゥヘル監督率いるパリ・サンジェルマンだという。

 なお、香川と共闘関係を築いた古巣ドルトムントも候補に挙がっている。ルシアン・ファブレ監督の下、守備的MFのポジションではベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルとデンマーク代表MFトーマス・デラネイが定位置をつかんでいるものの、その1列前に関してはドイツ代表FWマルコ・ロイスが負傷した場合に備えて補強を考えるかもしれないとし、移籍実現の可能性は少なくないとしている。

 同メディアはさらに、ドルトムントと同程度の可能性をバイエルン移籍、バルセロナ移籍に見出し、次いでレアル・マドリード、ユベントス、そして同率でリバプールとベジクタシュと予想。夏の移籍市場開幕まで3カ月を切ったが、最終的にギュンドアンとシティはどのような選択をするのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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