香川が魅せた! 華麗なアシストと先制点起点のパスカットで勝利に貢献

アシストは9月20日のレバークーゼン戦以来

 先制ゴールの起点となるインターセプトを見せた香川だが、前半38分に輝く。相手に囲まれた密集地帯でオーバメヤンからパスを受けた香川は、ワンタッチで正確にリターンパス。華麗なワンツーでオーバメヤンは2点目を決めた。香川にとっては9月20日のブンデスリーガ、レバークーゼン戦以来となるアシストとなった。

 2-0で前半を折り返したドルトムント。後半開始からしばらくは互いにオープンに攻め合う時間が続くが、全体的にはペースダウン。後半18分にドルトムントが、主将フンメルスを下げてピシュチェク、ギュンドアンを下げてベンダーを投入する。さらに、同24分には韓国代表のパクを下げて、負傷明けのシュメルツァーを投入。試合時間を20分以上残して、交代枠3枚を使い切った。

  同27分には右コーナキックからフリーのベンダーがボレーで狙うと、一度はGKがセーブするも、こぼれ球にオーバメヤンがしっかりと詰めてハットトリックを達成した。

 ドルトムントは73%という圧倒的なボールポゼッション率を誇り、ゲームを支配した。後半アディショナルタイムに失点したが、3-1で完勝。香川は2点に絡む活躍となった。チームは3試合を終えて2勝1分で勝ち点を7に伸ばし、C組首位をがっちりキープした。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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