PSG神童ムバッペ、“1対3”打開の絶妙アシストに海外紙称賛 「今季ベストの一つ」
リール戦の前半11分、個人技で2人をかわし、3人目も頭上を越すループパスで同点演出
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間14日、リーグ・アン第32節で2位リールに1-5で大敗を喫し、優勝決定はまたもお預けとなった。ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアら主力を欠くなかで、フランス代表FWキリアン・ムバッペが技ありアシストで意地を見せ、海外メディアも「今季ベストアシストの一つ」と報じている。
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PSGは前半7分に先制を許し、敵地で早々にビハインドを背負う。そのなかで迎えた同11分だった。ムバッペはドリブルで右サイドを駆け上がると、対峙したリールのマリ代表DFユフス・コネをシザースフェイントからボールを浮かせてかわす。さらに鋭い切り返しでポルトガル人MFゼカを振り切り、右足インサイドでファーサイドへパス。スペースに抜け出したスペイン代表DFファン・ベルナトが左足ダイレクトで合わせ、PSGは同点に追いついた。
しかし、ネイマール、カバーニ、ディ・マリアら主力を欠くPSGはその後ゴールを奪えず、逆に後半リールに4ゴールを奪われて1-5と大敗。引き分けに終わった前節に続き、優勝決定はお預けとなった。それでも、ムバッペのテクニックは海外メディアから高く評価されている。
スペイン紙「マルカ」は、「今季ベストアシストの一つ」と称賛。スペインの「マルカTV」も「“1対3”の状況を打開したムバッペのクラックぶり……ビクシレッタ、一時停止&加速、アシスト」と一連の流れるような動きを動画付きで紹介している。
今季リーグ戦27ゴールと得点王レースでも首位を快走しているムバッペ。元日本代表指揮官のバヒド・ハリルホジッチ監督率いるナントとの次節(17日開催)でチームをリーグ優勝に導けるだろうか。
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