PSG指揮官はレアル戦不発のイブラを擁護 「いいプレーを見せてくれた」

完全シャットアウトもブラン監督は満足

  パリ・サンジェルマン(PSG)のローラン・ブラン監督は、21日のUEFAチャンピオンズリーグ1次リーグ本拠地レアル・マドリード戦で不発に終わった スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを擁護している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。試合は0-0で終わっている。

 今季序盤は故障に苦しんだカリスマだが、国内リーグ戦4試合6得点と一気にパフォーマンスを上げてきた。だが、強敵レアルとの対決では不発に終わった。

 InStatsによると、イブラヒモビッチのシュートは0本。バランとセルヒオ・ラモスのセンターバックに苦しみ、ボールロストはチーム最多の16回だった。

  ブラン監督は「もっと攻撃力を見せることができればよかった。監督としては、楽観視している。チームは今季ほとんど変わっていない。ズラタンを含めてもこ ういう試合でもいいプレーを見せてくれた。彼を起用せずに、15日間休ませる選択肢もあったが、今日の試合でベストの調子で彼を起用するというチョイスも あった」と語った。

 センターフォワードにイブラヒモビッチ、右ウイングにディ・マリア、左ウイングにカバーニという3トップで挑んだが、インパクトは少なかった。

「前半は自陣でいいプレーを見せたが、中盤でボールを失った。後半は良くなった。相手もボールをロストし始めた。カウンターを受ける危機もあったが、勝とうとするならリスクも取らないといけない」

 ブラン監督は、そう語り、勝ち点1に終わったことを悔やんでいた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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