今季９得点の相棒ヴァーディには「今季最大のサプライズ」

　そうした躍進の支えるのは、岡崎と共に2トップを形成するFWジェイミー・ヴァーディだ。28歳のイングランド代表ストライカーは6戦連発弾を含め、9試合9得点と大爆発。岡崎も「多分、プレミアリーグ最大のサプライズ」と相棒の想定外の爆発を絶賛する。

「彼はとにかく速い。常に対戦相手にプレッシャーをかけ続けている。ジェイミーは、ロングボールにもとてもすばやく反応するんだ」

　マインツ時代を振り返り、自身もヴァーディと似たプレーをしていたと振り返るが、「ジェイミーは自分よりもずっと速い」と走力に圧倒されている。そして、「今は自分がセカンドストライカーとしてプレーし、彼が最前線にいる。自分はいつもジェイミーを見ているし、彼もこっちを見ている。いいコンビネーションでやれている」と、2人の連係に自信を見せた。

　ヴァーディとは対照的に、岡崎はここまでわずか1得点。守備での貢献は現地メディアでも高く評価されているが、途中交代が続く現状を打破するためにも、フォワードとして求められるのはやはり得点だろう。

「もっとゴールを決めたい」

　日本代表ではゴールを量産する侍はリーグ２点目を奪うことを切望していた。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images