まるでメッシ? 元フランス代表FWの“7人無力化ドリブル”に海外騒然 「物理的に不可能」
レンヌFWベン・アルファが華麗なテクニックで相手をかわし、自身のゴールをお膳立て
フランス1部レンヌは現地時間6日のリーグ・アン第31節アンジェ戦で3-3と引き分けた。オープニングゴールはレンヌの元フランス代表FWハテム・ベン・アルファが決めたが、直前に“7人無力化ドリブル”を成功させ、「メッシ?」「物理的に不可能」と反響を呼んでいる。
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敵地に乗り込んだレンヌにチャンスが訪れたのは、0-0で迎えた前半35分だった。アンジェ陣地内のアタッキングサード付近でボールを持ったベン・アルファは、相手選手3人に行く手を阻まれるも巧みなボールコントロールでキープ。一旦距離を取って前を向くと、切り返しで簡単に1人を置き去りにし、さらに右サイドに持ち出して足を出してきたマーカーをかわす。そこから今度は縦にスピードアップして、カバーリングに来た相手を突破。ペナルティーエリア内のフランス人MFピエリック・カペルにスルーパスを通すと、その折り返しを豪快なハーフボレーで決めて先制ゴールを奪った。
計7人を無力化する圧巻ドリブルを受け、英紙「デイリー・メール」は「物理的に不可能。ファンはハテム・ベン・アルファに夢中」と見出しを打ち、「彼の魔法のドリブルとゴールが称賛を呼んだ。彼は鋭いターンと緩急でアンジェの選手7人を突破した」と報じた。また、米ヤフースポーツも「ベン・アルファかメッシか?」と言及。バルセロナの天才レフティーであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを引き合いに出し、「ベン・アルファは簡単なゴールは決めていない。マジカルMFはスイッチを入れ、リオネル・メッシのように道を見出した」と魔術師級のテクニカルドリブルを称えた。
試合はその後に壮絶な打ち合いとなり、3-3のドローで幕を閉じたが、ゴール以上にベン・アルファの華麗なドリブルが注目を集めている。