レバンテ戦ゴールでレアル史上最多得点記録を更新したロナウド 6年310試合324ゴールの衝撃ペース

首位だったラウルは16年間741試合323得点

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが17日のレバンテ戦で1ゴールを決めて、クラブ通算得点を324に伸ばした。現役引退を発表したばかりの元スペイン代表の至宝、FWラウール・ゴンサレス(ニューヨーク・コスモス)を上回り、クラブ歴代ゴール数で単独トップに立った。試合はレアルが3−0で勝利している。

 リーグ戦では第3節のエスパニョール戦で1試合5得点を挙げて以来、5試合ぶりの得点を挙げた。9月30日のUEFAチャンピオンズリーグ・マルメ戦では2得点の活躍で、キャリア500得点を達成するのと同時に、レアルでの通算得点を323とし、偉大なラウルに肩を並べていた。

 英BBCによれば、ラウルは1994年から2010年まで、足掛け16年間で741試合に出場し、323得点を積み重ねた。それに対し、ロナウドは09年からのわずか6年間、310試合で背番号7の前任者の得点数を上回った。得点が出場試合を上回るという信じられないハイペースでゴールを量産している。

 レバンテ戦の前には、史上最多4度目となるゴールデンシュー(欧州年間最多得点)獲得のトロフィーを授与されたロナウド。金色のスパイク型のオブジェにキスをした。自身のツイッターでは「この美しい瞬間を迎えることが出来て、チームメートと、レアル・マドリードのファンに感謝している」と感謝の気持ちを表明している。稀代のゴールマシンは、クラブ内外で数々の栄光を手にしている。

 30歳という円熟期を迎えたロナウドは、この凄まじいゴール記録をどこまで伸ばしていけるだろうか。

【了】

 

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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