チェルシーOBがモウリーニョに「NO」を突きつける 「クロップを招くべきだった」

37年間で最悪のスタート

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督の更迭を望む声がクラブOBから上がっている。元スコットランド代表で1989年から97年までチェルシーでプレーした元スコットランド代表MFクレイグ・バーリー氏は、モウリーニョを更迭し、バプールの新監督に就任したユルゲン・クロップ氏を招聘(しょうへい)すべきだったと主張している。英地元ラジオ局「トークスポーツ」に語った。

「数週間前にも話したが、(モウリーニョに関する)すべてのナンセンスな事象が起きている。チェルシーはこの男を排除しなけれないけない。クロップがそこにいたじゃないか。彼はリバプールに行ってしまったが、チェルシーは彼を招聘すべきだった。実現しなかったし、これからも実現しないだろうが、個人的にはチームはそうすべきだったと思う。私なら彼を獲得しただろう」

 

 バーリー氏はそう厳しい口調で語った。昨季リーグ優勝を果たしたモウリーニョ監督だが、今季はリーグ16位と低迷している。チェルシー史上37年間で最悪のリーグスタートとなっている。さらに、チームドクターのエバ・カルネイロ医師に対するパワハラ紛いの行為で批判を浴びるなど、ピッチ内外で苦しい立場にいる。チームの敗戦後、「クビにするならクビにしろ!」と破れかぶれの発言をテレビカメラの前でするなど、スペシャル・ワンは平常心を貫くことが難しい状況になっている。

 

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