C・ロナウド、罰金250万円は「時給2時間分」 “股間パフォ”の処分受け伊メディア計算
CL出場停止は回避 罰金処分も年収120億円男にとっては…
欧州サッカー連盟(UEFA)は、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対して、不適切な“股間パフォーマンス”による2万ユーロ(約250万円)の罰金を科すと発表した。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、ロナウドの年収に対する割合を「時給で2時間分」と報じている。
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昨季までレアル・マドリードに所属していたロナウドにとって、同じスペインの首都のライバルであるアトレチコ・マドリードと激突したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16は、因縁の対決になった。ホームでアトレチコが勝利した第1戦では、アトレチコのサポーターから聞くに堪えないレベルの罵声を浴びせられ、ロナウドもまた「僕はCL優勝5回、君たちは0回」とジェスチャーや言動で示すなど、大きな対立構造になった。
また、そのゲームではアトレチコのディエゴ・シメオネ監督が、「彼らには“タマ”があると示したかった」と、アトレチコのゴール後に股間に手を当てるパフォーマンスが物議を呼び、後に罰金も科された。
リターンマッチとなった第2戦では、逆にホームのユベントスが3-0と快勝して大逆転で準々決勝進出を決めた。ハットトリックをマークしたロナウドは意趣返しとばかりにシメオネ監督と同じジェスチャーを行い、それが調査の対象となっていた。
結果的に、ロナウドに下った処分もシメオネ監督と同様に罰金だったが、記事では「2万ユーロは大きい。恐らくほとんどすべての人にとって大金だが、ロナウドにとっては違う」として、年収と罰金の関係を示している。
それによると、ロナウドの年収はユベントスからの年俸に加えてスポンサーシップなどで受け取るものを合計すると、約9500万ユーロ(約120億円)に上るという。これは1日あたり26万ユーロ(約3200万円)であり、時給換算だと1万800ユーロ(約130万円)。そのため、この罰金は「時給で2時間分」だという。
出場停止の可能性もゼロではなかったなか、罰金処分で済んだ形のロナウド。一般人には大金となるその金額も、ロナウドにとってはサッカーの1試合分を少し超える時間で稼ぎ出すようなものになった。
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