ユーロを逃したオランダ代表 後任監督候補に本田と吉田の恩師2人が浮上

シーズン中にクーマン氏を引き抜くのは困難か

 先日の欧州選手権予選のチェコ戦で敗戦し、本大会出場権を逃してしまったオランダ代表。失意に包まれるなか、早くも後任監督人事の話題が出始めている。イタリア紙「トゥット・スポルト」は、その候補が2人に絞られたと報じている。

 2014年のブラジルワールドカップを、現在マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督の下で戦ったオランダは、その後にフース・ヒディンク監督を招聘した。しかし、思うような成績を残すことができずに解任。後任のダニー・ブリント監督も、結果的にオレンジ軍団をユーロ本大会に導くことができなかった。

 次期監督候補1人目は、ロナルド・クーマン氏。だが、現在は日本代表DF吉田麻也が所属するプレミアリーグのサウサンプトンで指揮を執っており、シーズン中のこの時期に“引き抜き”を仕掛けることになる。

 そこで2人目の候補として浮上しているのが、ACミランで日本代表FW本田圭佑も指導したクラレンス・セードルフ氏だ。セードルフ氏はミランとの契約が2016年6月まで残っており、年俸を受け取っている状態にあるが、その契約を破棄すればすぐにでも就任することが可能だ。若手の指導に長け、情熱的なセードルフ氏を推す声もあると、同紙は報じている。

 

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