クロップ監督の教え子がリバプール選手に助言 「チームで毎試合最低120km走れ!」

「ゲーゲンプレス」には何よりも運動量が必要

 マインツ所属時に、リバプール新監督に就任したユルゲン・クロップ氏の指導を受けたドイツ人DFティム・ホーグラント(ボーフム)が、同監督の下で成功するための秘訣を明かした。真骨頂でもある「ゲーゲンプレス」をドルトムントに植え付け、欧州で旋風を巻き起こした指揮官の下では、運動量が鍵になると主張。「とにかく走れ」と強烈なアドバイスを、リバプールの選手に送った。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 クロップ監督の真骨頂とも言える「ゲーゲンプレス」は、相手ボールになった瞬間に数人掛かりでボールホルダーを囲い込んで素早く奪い返すと、電光石火のカウンターを発動させて相手ゴールに迫っていく戦術。攻守にアグレッシブなこのスタイルをピッチ上で表現するために、ホーグラントはクロップ監督の下では何よりも運動量が必要になると強調する。

「とにかく、走る必要がある。それだけだ。これは、彼について知っておかなければならない重要なことの一つだと思うよ。彼の下では、チーム全体で毎試合120km走る必要がある。最低120kmだ」

 2007年にクロップ監督率いるマインツに加入したDFは、自身の経験をもとにこのように語った。また記事では、ホーグラントのこの指摘を受け、リバプールの選手でキーマンとなりそうな選手も紹介されている。

 

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