英紙がミラン本田の獲得に興味を持つ3クラブを報道 最有力はトットナム

トットナムは継続的に本田を評価している

 今月4日のナポリ戦後に報道陣に語った言葉がクラブ批判と捉えられ、イタリアで渦中の人となっているACミランの日本代表FW本田圭佑。にわかに1月の移籍市場での去就が注目を集めているが、それはイングランドでも同様のようだ。英紙「デイリー・スター」が、今冬のマーケットでのプレミア行きについて報じている。

 同紙によると現在、1月の本田獲得に興味を持っているのは、プレミアではトットナムとエバートン。そして、スペインのバレンシアの3クラブだという。その中で、ポールポジションに立っているのはトットナムだと報じている。トットナムは現在プレミアで勝ち点13の8位と、中位につけている。今夏の移籍市場でも、トットナムの本田獲得に対する話題はあった。最終的にオファーには至らなかったが、正式にミランに対して身分照会をリクエストしたと、現地メディアでは報じられていた。

 イタリアメディアでは、本田の1月移籍は既定路線と報じられている。サッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」では、プレーで首脳陣を納得させることができていない上に、クラブ批判をした選手が、移籍市場が閉じられた後もチームに残っているとは考えにくいと、手厳しい論調で伝えられている。

 トットナムには韓国代表FWソン・フンミンが今季から在籍して活躍中であり、またイングランド代表FWハリー・ケインや、一時は本田とのトレードも噂されたアルゼンチン人FWエリク・ラメラ、攻撃的MFにもデンマーク代表クリスティアン・エリクセンがいて、レギュラー争いは簡単なものになりそうもない。一方で、クラブが継続的に本田を高く評価していると報じられているのも事実だ。

 果たして、日本代表のエースは1月にプレミアリーグへの挑戦をスタートさせるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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