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クロップ人気はモウリーニョ以上 リバプール監督就任後のSNS投稿数200万件超え
スペシャル・ワンのカムバックよりも話題に
昨季までドルトムントで指揮を執ったユルゲン・クロップ氏が、リバプールの監督に就任したニュースは、すさまじい勢いで世界を駆け巡った。英地元紙「デイリー・メール」によれば、就任が正式に決まって以降、「ツイッター」ではすでに200万回以上もクロップ監督に関する投稿が行われているという。2013年にジョゼ・モウリーニョ監督がチェルシーに復帰した時を上回る勢いで話題騒然となっている。
クロップ監督は8日にリバプールとの3年契約にサイン。ツイッターの分析によれば、そこから12日までのわずか4日間の内に、クロップに関する話題は200万件以上も投稿されているという。13年のモウリーニョ監督復帰時も同期間で170万回以上と圧倒な人気を誇ったが、クロップ監督の“ソレ”はポルトガル人指揮官を30万回以上も上回る。モウリーニョ監督が“スペシャル・ワン”を自称したのに対し、クロップ監督は自らを“ノーマル・ワン”と語った。だが、人気の面ではクロップもスペシャルだったようだ。
その他、14年にルイス・ファン・ハール監督がマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任した際は100万回以上、ペップ・グアルディオラのバイエルン・ミュンヘン行きは88万6000回以上でこれらに続く。今夏のラファエル・ベニテス監督がレアル・マドリードの指揮を執ることが決定した際が84万5000回以上と、ずらりと並ぶ豪華な顔ぶれの中でも、48歳のドイツ人指揮官の人気は抜きんでているようだ。
絶大な人気を誇るクロップ監督は、同様に世界中にファンを抱える名門リバプールの復活を託された。人気の次は、その手腕を証明しなければいけない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images