来季バイエルン移籍の仏新星パバール、盟友DFの加入を熱望 「メッセージも送った」
ロシアW杯で世界一を経験したエルナンデスを勧誘「ミュンヘン行きを決断してほしい」
来季からドイツ王者バイエルンへの加入が決まっているシュツットガルトのフランス代表DFベンジャマン・パバールが、代表のチームメートで友人でもあるアトレチコ・マドリードのフランス代表DFリュカ・エルナンデスのバイエルン加入を切望しているという。スペイン紙「AS」が報じた。
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昨夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で優勝したフランス代表の一員で、決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦(4-3)では、のちに大会ベストゴールに選ばれる目の覚めるようなボレーを叩き込んだパバール。移籍金3500万ユーロ(約44億4000万円)でばバイエルンと来季から5年契約を結ぶことが決まっている。
そして、バイエルンには左サイドバックとセンターバックをこなせる23歳のエルナンデス獲得の噂も浮上している。ドイツ紙「ビルト」は先日、バイエルンのウリ・ヘーネス会長が「チャンスがあるなら、契約解除金の満額を支払う。私たちは夏に向けて準備ができている。私たちのスポーツダイレクターが、すべてをコントロールしている」と、獲得に強い意欲を示していたと報道。バイエルンとアトレチコは、エルナンデス移籍に関してクラブ間合意に達したとも伝えていた。
エルナンデスと代表チームで同僚のパバールは、母国のテレビ番組「テレフット」のインタビューで「彼が(バイエルンに)来てくれることを願う。なぜなら彼はとても、とてもいい友達だし、多くのポテンシャルを持つ選手だから。彼はW杯、そしてアトレチコで、彼に何ができるのかを証明した」と発言。さらに「彼には何度かメッセージも送ったよ。ミュンヘン行きを決断してほしい。彼にとっても、クラブにとっても素晴らしいことだ」と続けた。
果たして、新シーズンから“世界一”を経験した2人が一緒にプレーする姿を見ることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)