リーガ月曜開催廃止へ 「ビジネスは大切だが、それよりもファンが大切」連盟会長が明言
負担増のサポーターが抗議活動も 「ノーモア・マンデー」と英メディア報じる
スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・マヌエル・ルビアレス会長は自身のツイッターで、リーガ・エスパニョーラの月曜開催を廃止すると明言した。月曜日の試合開催については、ファンの間で抗議デモなどが起きていた。
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英公共放送「BBC」では、この一件について「ラ・リーガの試合はもう月曜日には行われない(ノーモア・マンデー)」と報じた。
リーガでは基本的に土曜日と日曜日に試合日程が組まれているほか、金曜日や月曜日にも数試合開催されている。しかし、週末である金曜日や休日とは違い、月曜日の開催は遠征や宿泊などが絡むファンにとっては、負担が大きくなる。月曜開催はファンのことを考えていないと反対する声も上がっていた。
現地時間2月11日の月曜日に行われたアラベス対レバンテの一戦では、アラベスサポーターがスタンドで棺桶を運ぶパフォーマンスを披露し、月曜開催への抗議を行った。アラベスは昨年12月にもアスレティック・ビルバオとの試合が月曜日に行われており、サポーターは不満を募らせていたようだ。
こうした騒動もあり、ルビアレス会長は自身のツイッターで「ビジネスは大切だが、それよりもファンが大切だ」とし、来季から月曜日の試合開催を廃する考えを明かした。また、金曜日の開催については検討したうえで決定するとした。
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